次回キリ番リクエスト30000!! 更新報告:12月15日 朧月の契り 第2章14 日記 を更新。
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■■■あぁ、更新…orz
2010/03/19 Fri日記
 リリカル・クロニクル更新。何とか第1章は終わりました。しかし作者の事情から次に更新が出来るのはいつになるのかわからなかったりorz



 以下、コメントレス。

>モス様
 毎度ありがとうございます。ご期待して頂けるのは光栄ですが、今度の更新は作者の事情もあって更新が難しくなるかもしれません。
 再び更新される時まで待って頂ければ幸いに思います。



 さて、後書き。以下はちょっと旧作品をこっちに上げておく。終わりのクロニクルのアフターもの。もしかするとリリクロアフターでも彼等が出てくるかも?



 
 ここに1つの年代記が残されている。それは、全てを終わらせる為のクロニクル。
 かつて世界を揺るがす程の戦争があった。平行して存在する12世界。その世界は争い合った。そして、戦争は終結した。だが、その戦争によって残された遺恨は無くならない。
 だが、それは解決された。全竜の名を持つ者達。人は彼等をこう呼んでいる。


 「全竜交渉部隊〈チームレヴァイアサン〉」。


 そして、世界は全ての遺恨を解決し、1つへと纏まり、新たな物語を築いていく。
 それは後に語られるであろう「伝説」。後の世に続く者達が語り継ぐ「伝説」。
 さぁ、始めよう。始まる為の伝説の一歩を……。





    ○





 ビルの上に、一人の少女が立つ。
 腰まで伸ばした長い黒髪を一本に縛り、白の装甲服を纏う。スカートが風に揺られ舞う。腰のポイントには一本の長刀が備え付けられている。
 少女は髪を掻き上げる。その仕草は、彼女を知る者ならばこう言うのだろう。「父親そっくりの仕草だ」、と。
 少女がそれを聞けば怒り狂うのだろうが、今はそれを口にする者はいない。少女は溜息を零す。憂鬱。そう言わんばかりの様子だ。髪を掻き上げていた手を下ろし、腰に当てる。


「やれやれ、世界は1つに纏まり数十年の時が経とうとしているのに、まだ世界の解に抗う者がいるのか」


 そこまで呟いてから、少女はクッ、と口の端を吊り上げて笑った。その笑みの形すら父親にソックリだ。故に彼女を知る者はこう言うのだろう。
 「四代目の悪役」と。
 初代より続く悪役の家系。それに連なる者。それがこの少女である。少女は歪めた口からクスクス、と笑い声を漏らした。愉快、その笑い声には確かにその感情が込められていた。鞘に収まった刀を握る。すぐにでも抜刀出来る状態に、だ。


「それも当然か。あの糞親父が出した解だ。あぁ、確かに綻びが生じても仕様がない。あの糞親父の功労など所詮は数十年足らずで崩れ去る物だとここに証明された」


 故に、彼女は告げる。


「ならば、私が覆らぬ解をお前等に与えよう。…私の仲間と共に」


 そうして少女は空を見上げた。空、無限に広がるその領域を駆け抜ける何かが走る。
 それは鋼鉄の身体を持つ「竜」だ。竜は自由に空を舞う。そこは己の支配領域だと言わんばかりに、その鋼鉄の翼を雄々しく広げ、その存在を主張している。


「アレックス、詩乃、SUN」
『こちらの準備は完了であります』
『いつでも行けます』
『ハヤク メイレイ ヨコセ バカ』
「SUN。後でスクラップにしてやる、覚えておけ」


 通信機の向こう側から聞こえてくるのは少年と少女、そして機械音声の三つ。その声は彼女の呼びかけに返答を返す。その返答に少女は唇を歪める。それは先ほどまで浮かべていた侮辱の笑みではなく、心から安堵するような笑みだ。
 鋼鉄の機竜が空を駆ける。ふと、その機竜に追従するかのように飛行する物体が2つ。それもまた、鋼鉄の身体を持つ物。8m程の体躯。人を模したその姿を持つ物は背部の翼を広げ、空を舞う。


「「荒神」に「テュポーン改」、竜希と夕都か」
『こっちもいつでも行けるよ』
『こちらもです。後は、貴方の指示を待つだけですよ』


 空を舞う2つの機械の巨兵。片や黒のボディを持つ物。片や白のボディを持つ物。空を見上げる少女は黒の方を見て「荒神」と。白の方を見て「テュポーン改」と呼ぶ。そして、それを操る者達の名を呼べば、こちらもまた、返答が返ってくる。
 荒神に乗るのもまた、少女。名は竜希。テュポーン改に乗るのは少年、名は夕都。こちらの指示を待つだけ。あぁ、そうだ。全ては私から始まるのだ、と。そう思えば胸が騒ぐ。
 それは、歓喜か、恐怖か、あるいは両方か。だがどちらでも構わない。


「今日はストレス発散になりそうだねぇ。あぁ、なりそうだ。親父を殴れない分こちらで晴らすしか無いね」


 いつの間にか少女の隣には人影があった。それは、女性だった。白衣を纏った女性。口には筒状の何かを咥えている。それはシガレットチョコだ。それを一口噛んで口の中に含む女性。その手には一本の刀が握られている。


「晴美か。はしゃぎすぎるなよ。腰に来るぞ?」
「そこまで老いてないわ」


 少女の言葉に、晴美と呼ばれた女性は眉を寄せながら言う。自分はまだ若い、と主張する。そりゃまぁ、年齢的にかなりは彼女より上なのは認めるが、それでもまだ、若い、と。


「晴美、どうでも良いが周囲の建物はあまり壊すなよ。ストレスを発散するのは良いが崩壊率を上げては元も子もない」


 少女と晴美の後ろから歩いてくるのは一人の長身の青年だ。肩に担ぐように巨大な大剣を持っている。その青年の言葉を聞いて晴美がどうでも良いような返答を返す。そんな事はわかっている、と言うように。
 その様子に青年は溜息を吐く。それから、晴美の隣に立つ少女に視線を向けて。すると、視線が合った少女が青年に問う。


「アイツは来たか? 閃」
「あぁ、来てる」
「待たせたな」


 青年の背後に、一人の少年が現れる。その両手には手甲を付け、首をコキッ、と鳴らしながらゆったりとした歩で少女の隣に立つ。その仕草を見た少女は眉を寄せて。


「少し、遅いぞ」
「呼び出すのが急なんだよ。寝てたんだぞ?」
「お前の好きな「世のため人のため」だ。有り難く思うんだな」
「へぇへぇ、そりゃどうも」


 少年は少女の言葉に溜息を吐いて、ぽんぽん、と彼女の頭を撫でてやる。そうすると少女が一瞬驚いた顔をしてから、眉を更に寄せる。そしてその手を払いのけて、コホン、と咳払いをする。


「撫でるな。…それより、始めるか」
「あぁ」


 少女の言葉に、閃が大剣を持ち直し、軽く何度振ってから頷いた。その隣では晴美が無言で刀を構えている。その口元には笑み。残っていたシガレットチョコは口の中へと放り入れられ、その姿を消す。
 空には機竜と2体の武神が少女の命を待つ。それを確認してから、少女は隣に立つ少年を見つめる。少年は、1つ頷きを見せて微笑んだ。それに少女もまた微笑みを返す。そしてゆっくりと、深く息を吸う。


「聞こえるか」


 少女が、声を発する。


「ここに我等は集った。かつての過去。終わらせた物。その終わりを認めず、新たに始めようとする者達はここに集った」


 それを閃は聞く。その言葉を紡ぐ少女を微笑ましそうに、そして誇らしげに見ながら。
それを晴美は聞く。その言葉を紡ぐ少女を楽しげに、そして期待するように見ながら。


「良いだろう。常に世は変化に満ちている。彼等の選択もまた、当然の事なのだ」


 それを竜希と夕都は聞く。互いに乗る機体の姿を見つめ合い、頷いた。互いの顔には笑みが浮かぶ。


「だから、私達も行こう。私達は終わりの後継者。ならば、私達がここから始めよう」


 それをアレックスと詩乃は聞く。その言葉を紡ぐ少女に敬意を払うように。アレックスがちらり、と詩乃に振り向く。詩乃は微笑み、頷く。それにアレックスもまた、頷き、レバーを握り直した。


「ここに告げよう。我等は始まりの進撃者だ。ここから私達で始めよう」


 それを少年は見ていた。その少女を誇らしげに、眩しそうに、そして、愛おしそうに。 少女が再び息を吸う。片手を振り抜き、声高らかにその宣言を叫ぶ。


「今こそ言おう!! 佐山の姓は悪役を任ずると!!我等は我等の未来を作りに行くぞ!! その為に今目の前に我等と同じくして異なる物と相対しよう!! 我等は進撃する!! 後継者として、そして進撃者として!! 望む未来を築く為に!!」


 悪役と少女は告げる。これは願いだ。その願いを叶える為に同じであり、異なる願いを持つ者達に「敵」として存在すると。彼等を倒し、自らの未来を築く為に我等は進撃すると。
 少女は、瞳を閉じる。再度息を吸う。瞳を開き、叫んだ。


「――返事はどうした!!」
「――Tes!!」


 少女の問いに返すは契約の誓い。我は契約す、聖なる誓いの言葉と共に彼女と共にある事を。彼女の力となり、仲間となり、同士となり、未来へと向かうとここに誓う。
 閃が、晴美が、竜希が、夕都が、アレックスが、詩乃が。そして…少女の傍らに立つ少年が。少年は笑みを浮かべる。相対せし「敵」に向けて。


「聞こえたかよ。悪役が告げたぞ、俺たちは俺たちの為に未来を作りに行くぞ。否定はしねぇ、だが、否定させねぇ。いいか、ここに俺の名を持って宣言する。俺は悪役を肯定する」


 少女が、少年の宣言に笑みを浮かべる。


「なら、私は私の名を持ってお前を肯定しよう。――正義」
「お前に必要とされるなら。俺はどこまでもお前といるよ――要」


 互いに、支え合う。互いに、求め合う。そうなることが自然であるように。そう思える程、通じ合う。愛おしいこの人を。


 同時に、手を挙げる。そして、前へとその手を勢いよく下ろし、そして同時に告げる。




『AHEAD!! AHEAD!! GO AHEAD!! 進撃の誓いを今ここに!! 我等、今こそ進撃する!!』






『始まりのレジェンド』


 …進撃の誓いをここに。今、物語は語られる。始まる為の「伝説」。





以下、設定のようなもの?



○真神・正義[Magami Masayoshi]

底抜けのお人好し。目標は「英雄(ヒーロー)」。両親は佐山・薫の作った孤児院出身。両親は過去佐山薫に救われて孤児院に入った。その為、佐山・薫の話を良く聞かされていた(ただ、それが佐山・薫だと知らない)。
両親から見れば英雄。だから自分も「英雄(ヒーロー)」になりたいと幼い頃からよく思う。救えるなら全ての人を救う。その目標を掲げて生きてきた。
両親から進められて「尊秋多学院」に入学。要と同じクラスに。そして要の傍若無人な態度に真っ向から反発。以後、犬猿の中に。それ以来、要を無意識ながらも意識している。
その後、要と連むメンバーとは仲が悪く、微妙な間柄となっている。良く要の作ったトラップなどに引っ掛かって酷い目にあっているが、不屈の精神ではい上がってくる。
当初はUCATとは関係なかったが、事故で巻き込まれた後「困っている人は放っておけない」という理由で参戦。後に鉄砲玉野郎となって更に要との仲が犬猿となる。
学業、赤点ギリギリで首繋いでる状態(勉強すりゃ出来る)。体力、出雲クラス。エロさ、邪気ゼロ。興味が無いわけじゃないが「18歳までは駄目だっ!」と言い、エロ本すら読めない天然培養型純粋。


○佐山要[Sayama Kaname]

佐山と新庄の娘。性格は佐山そっくりで「佐山四世」としてUCATでは呼ばれている。
佐山似で壮大な態度を取るが、幼馴染みである出雲・千や飛場・竜希などには普通の少女らしい一面を見せる。原川アレックスを舎弟にしている。
超が付くほどのマザコンで、口癖が「あの糞親父さっさと離婚しろ」。常に佐山とは喧嘩している。
自分によく突っかかってくる正義には微妙な感情を抱いていたり。


○出雲閃[Izumo Sen]

出雲と風見の息子。親を反面教師にした為かその性格は極めて普通。だが実はムッツリとの情報が流されている。
全竜交渉部隊の2世代の中での唯一の良心と言っても過言ではない。だがその為か損な役回りが多い皆の兄貴役。


○飛場竜希[Hiba Tatuki]

飛場と美影の娘。基本的にぼーっ、としている美影似の子だが、時折幸せな事があったりすると飛場化する。発言が際どいナチュラルエロス。
母親と違って成長が性格に似てのんびりしているのか、年齢より2~3歳ほど幼く見られるのは日常茶飯事。だがしっかり者で芯を通す時はしっかりと通す。


○アレックス・原川[――・Harakawa]

原川とヒオの息子。原川を尊敬し、父のようであろうと努力しているが、母とロジャーの影響を受けたのか、良く噛み、良くトラブる。
性格は努力家。お人好しで苦労体質。その為か要にパシリとして使われている。学校などではマスコット扱いで、母親似の容姿の為、女装の格好の的。


○戸田詩乃[Toda Shino]

命刻の娘。命刻に超箱入りに育てられた為、超純粋培養娘。
良い子と言う誉め言葉はこの子の為にあるとは命刻の弁。何事も一生懸命で優しい子。泣きそうになると鬼母強制召喚が可能。
唯一、要が対抗出来ない対要最終兵器。正義のヒロイン番組を見ていて、それの熱狂的なファンで、よくメンバーを巻き込んでる。


○鹿島晴美[Kasima Hrumi]

鹿島の娘。一応技術部所属。要達の姉貴分で、その性格は親(主に父親)の熱烈な愛に比例してねじ曲がった。
要と千と共に「糞親父撲殺同盟」を結成している。シガレットチョコを食いまくっている。尊敬する人は熱田・雪人と月読・京。


○月読夕都[Tukuyomi Yuto]

アポルオンと京の息子。容姿端麗、文武両道の完璧超人。だが天然でちょっと勘違いが多い。周りの女子からは溜息。男子からは妬みと怨みの視線が集まる。だが本人はまったく気づいてない。助っ人で良く他の部活動へとかり出されている。


○SUN
アレックス用の機竜。オドーが練習用と言いつつも超高性能に仕上げた機体。
人格搭載型で、しゃべり方は草の獣のカタカナバージョン。アレックスと詩乃が大好きで、要が死ぬほど嫌いで良く口喧嘩しているが、結局負ける。
クロと呼ばれる詩乃の霊犬が無ければ全武装の解除が出来ないので、アレックスと詩乃の二人の搭乗により力を発揮する。
武装は格闘型フレーム。だが概念空間に多数の武装ユニットを格納しており、その場で換装をする事によって汎用性を持たせた。


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